コンテンツのコピーを禁止する方法について【テキスト編】

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コンテンツのコピーを禁止する方法について【テキスト編】

文章や画像を転載されるのを防げるか?

Webサイトやブログを運営していると、画像や文章を沢山掲載しますよね。
一生懸命考えたオリジナルのコンテンツなのに、気が付いたら沢山のサイトに無断で転載されていた・・・なんてこともあるかもしれません。

コピーされる程質の高い物だという証でもありますが、似たような内容が増えてしまえば、全体的に見て質が落ちてしまいます。
何よりあまり気分のいいものでもありません。

そこでどうやったら防ぐ事ができるのか?・・・と思いませんか?
結論から書くと、完全に防ぐ事はできません。

何故なら情報を不特定多数に向けて目で見て、読むことのできる言語で発信しているからです。
最終的には力業で一文一句間違えずに入力する。なんて方法もあります。
もしコピーをする制限を設けたとしても、すり抜ける方法はいくつもあるので、完全に禁止する事はとてもむずかしいでしょう。
それでも多少なりとも手間がかかる事で、無断転載される可能性を少しでも下げる防御策をいくつか紹介します。

ただし、これらの方法はユーザビリティを下げてしまう結果につながります。
また「紹介しよう!」と思った時に記事がコピーが出来ない事で「わざわざ手打ちで文章を書き出して紹介するのは面倒だな・・・」と思われてしまうかもしれません。
こうした様に他サイトで紹介されにくくなる事にもなります。

右クリックを禁止する

右クリックから出るメニューを表示させない事で、コピーをさせない方法です。
body要素に「onContextmenu=”return false”」を追記する事でできます。

<body onContextmenu=”return false”>

ただしこれはあまりお勧めしません。
右クリックから現れるメニューには「お気に入りへの追加」や「ショートカットの追加」などの様々な便利な機能があるからです。
また独自に入れているアドオン機能で右クリック操作が必要となる場合もあるので、導入には注意が必要です。

さらに右クリックからのコピーは禁止できても、ショートカット(Ctrl + C)によるコピーはできてしまうので、操作する人によっては全く意味がなくなってしまいます。

コピーそのものを禁止する

右クリックからのコピーやショートカットによるコピーを禁止する為に、コピーという機能自体を制限してしまう方法です。
body要素に「oncopy=”return false;”」を追記します。

<body oncopy=”return false;”>

また特定の要素だけを禁止する事もできます。
その場合はコピー禁止にしたい項目の親要素に「onCopy=”return false;”」をつけ足してあげればOK

調べればたくさん方法は見つかるが、すり抜ける方法もたくさんある

様々な対策を講じる方法がたくさんのWebサイトで紹介されています。
例えばCSSを使ったり、JavaScriptを書いたり・・・
ですがそれに応じるように、突破する方法も沢山見つかります。
例えばJavaScriptによる制限を付けたところで、JavaScriptの動作をブラウザ側で切ればコピー出来てしまいますね・・・
またソースを表示とかすれば、そのままコピーする事も出来てしまいます。

冒頭で紹介したように、一文一句を頑張ってキーボードから入力する!なんて方法もあるので、完全に防ぐ事はとても難しいんです。

また、どの記事が本物であるかを証明する事も非常に難しい問題です。
投稿記事は任意で変更する事ができますし、ファイル保存の日付も知識があれば簡単に改ざんする事ができます。

まとめ

完全にコピーをさせないという方法は実はありません。
ですが簡単にコピーできないようにしておくことで、簡単に盗用させない手段をとるしかありません。
それでも調べればすり抜ける方法は見つかってしまうので、難しい問題です。

そもそも何故盗用するのか?それを考えると「記事が優れているから」とか、「自分で考えるのが面倒だから」とかそういった理由や、アフェリエイトをしているサイトなら「稼いでいるから」という事も理由になるでしょう。
いずれにしても、検索エンジンから良い評価を受けているからという事になります。

優れた記事内容をコピーして、楽をして検索順位を上げようとしている人からすれば、検索にひっかからないという事は全く望んでいない結果です。
なので他者よりも本元である自身のサイトが素早くインデックスされ、更にいい順位を得られるように、絶えず検索対策や、質の高いコンテンツを発信し続ける事の方が重要ではないでしょうか。

Webというオープンな場に公開するにあたって、コピーされたくないという思いもわかりますが、実際には完全に禁止する事は難しく、簡単にコピーできないようにするという手段しかありません。それでは閉鎖的でネガティブな方法です。
それよりもどうしたらもっとよくなるのか?いいWebサイトになるのか?といったようなポジティブに考えてみましょう。
自身のWebサイトに一層磨きをかける方法を探して、注力する事をおすすめします。

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