結構曖昧?アートとデザインの違いは?

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アートとデザインは共通点が多く、よく混同されます。
境界も曖昧でなので、自分が今作ったものはアートなのか?デザインなのか?などと時々疑問に思う事もあります。
アートとデザインは似ているようで似ていないと思うのです。まるで「焼きそば」と「カップ焼きそば」を食べたい時は違う!というような感じです。

アートは自己表現・デザインは問題解決

アートは感情や感覚をビジュアルで表現しています。アートの一番の目的は自己表現なんです。
見た人が何を感じるのかは自由というスタンスで、理解されることはあまり重要ではありません。
「こんな物を作ってみた」とかそういった主観的な考えがメインです。
あくまでも作って自己表現する事が目的です。

対してデザインは伝えなければならない情報が正しく伝わるように設計し、表現する事。
「この商品を売りたい」「このイベントを広く告知したい」こういった問題についてどうやったら解決できるのかを客観的に見て考え、表現します。
作ることが目的ではなく、見た人に何らかの利益をもたらす事を目的としています。
ここでの利益とはお金以外にも楽しいという感情とか、知識とか、そういった物です。
デザインをするには、問題となっている事を正しく捉える能力と、その問題を解決する能力が必須になります。

アートは制限がなく、デザインには制限がある

アートは自己表現なので題材や納期、コストなどの制限がありません。また表現方法についてもとても幅広く、自由です。
ですがデザインにはクライアントがいて、題材や媒体、納期やコストといった様々な制限がかかってきます。
表現的にダメと判断される物も少なくありません。
与えられた制限の中で、クライアントに求められる最大の結果を出す為に設計する事がデザインなのでしょう。

「なぜ」に対して「こうだから」という答えがあるかどうか

デザインは問題解決の手段です。
何か解決したい問題があってデザインしているのですから「どうしてこうしたの?」という問いかけに対して「こうだから」と返答がなければ不自然です。
デザインはとてもロジカルで、アウトプットされたものには具体的な意味を持たせる必要があります。
アートでは「なんとなく」で通ってしまう事でも、デザイナーは「何故?」という問いかけについて説明ができないと仕事になりません・・・

デザインは客観的

アートは自己表現なので主観が重要になりますがデザインは客観的な観点が必要です。
なので「好きか嫌いか」ではなく、「良いか悪いか」がポイントです。

「好きか嫌いか」で判断してしまうとどうしても主観が強くなってしまいます。
デザインを作る目的は、デザインした事柄を相手に伝える事です。気心の知れた仲間内ならば問題ないかもしれませんが、「このデザインが良いか悪いか」という客観的な物の見方ができないと初対面の人にはなかなか伝わりません。

アートとデザインは制作過程の思想が異なる

アートとデザイン。どちらもビジュアル的なものを作るという点では共通しています。また、美しさやクオリティが重視されるのも同じですね。
しかし制作過程における考え方が全く異なります。

アートは自己表現をする方法を考え、デザインは問題解決の方法を考える。
そして主体が自分か他者かという点が異なるので、判断基準も違います。
クライアントの求める機能や媒体などの制限の中で、最大限に効果のある物を設計してみてはいかがでしょうか。

アートとデザインの違いを学生の頃に繰り返し聞かされ、事ある毎に問われました・・・
久しぶりに原点に戻って思い出してみましたが、改めて考えなおすと「なるほどな」とか「そうだったのか」とか「忘れかけていたな」と思う事がありました。
時々思い出して考え直してみると自分の作る物の見え方が変わるかもしれませんね。みなさんも是非、時々でいいので考えてみてください。

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