画像ファイル形式の違いについて

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「JPG」「PNG」「GIF」「BMP」「TIFF」の5つの代表的な画像ファイルについて

写真や絵を画像にするには画像ファイルにして保存しなければなりません。
でも形式がいろいろあって迷うことはありませんか?
保存する画像形式について、なんとなくで「JPG」を選ばれる方もいるのではないでしょうか

主に写真に使われる「JPG・JPEG」

いちばんよく見かけるファイル形式ではないでしょうか。
JPG(JPEG)はデジタル写真用に開発された画像ファイル形式で、1670万色(24ビット)のフルカラーに対応しています。表現できる色数が多いので、ホームページに掲載する大きな画像を使いたい時に最適です。
写真の他に、グラデーションを使った色の変化がある画像にも適しているので、よく使われます。
デジタルカメラの画像は、大半がこのファイル形式ですね。
ちなみにJPG(JPEG)とはJoint Photographic Experts Groupの略です。

圧縮率を高くして、ファイルサイズを小さくして保存することが出来る点も特徴で、ホームページに掲載するのにピッタリなファイル形式です。
ですが欠点として、一度圧縮すると元の画像品質に戻せない非可逆圧縮方式なので、保存する時の圧縮率には注意が必要です。
圧縮率を高くすればするほど、画像にノイズが出ます。保存する時には何枚か圧縮率を変えた画像を作成して、最適な圧縮率を選択してみましょう。

透明な部分を表現したり、圧縮しても劣化がない「PNG」

PNGもJPGと同じくフルカラーに対応しています。
最大で48bit=281,474,976,710,656色(約280兆色)が表現できるので、JPGよりも綺麗に表示ができるのですが、RGBのみの対応になります。
印刷するプリンタは最低でもCMYKの4色が必要なので、印刷物に使った場合、色合いが若干異なるなどの不具合があるので不向きということになります。
ちなみにPNGとはPortable Network Graphicの略です。

JPGとは異なり可逆圧縮を採用しているので圧縮後の画質劣化がありません。
また完全な透過・不透明に加え、半透明を表現することもできます。
ホームページに掲載する画像で重ね合わせたようなデザインをする時にはとても便利な画像ファイルなんです。

但しフルカラーにした場合、JPGと比べるとファイルサイズが大きくなってしまうという欠点があります。
また古いインターネットブラウザでは表示対応がないので、表示させることができません。
ですが表示の点については、PNGに対応しているブラウザが増え、対応できないブラウザの方が珍しいので、あまり気にしなくてもよさそうです。

色数の少ない画像やロゴ、イラストに適した「GIF」

ホームページによく使われる画像ファイル形式で、Graphics Interchange Format の略です。
モノクロ2色から最大で256色(8ビット)に対応しています。また高圧縮ができるのでファイル容量を小さくすることができます。
ロゴやボタン、アイコンといった多くの色を使わないホームページ素材やイラストの使用に最適です。
また透過ができるという特徴もあるので、画像の一部やすべてを透明にすることができます。

GIFアニメーションという言葉を聞いたことはありませんか?
GIFはアニメーションを設定できるのも特徴で、パラパラマンガのようにコマ送りの動きを付ける事ができます。
滑らかな動きを表現するには不向きですが、アイコンに簡単な動きを付けたりするには便利です。

欠点としては表現できる色数がJPGやPNGと比べると極端に少ないので、写真や高画質を求める画像には不向きです。
またPNGの様に透明に対応していますが、半透明には対応できません。

解像度の高い画像に適した「BMP」

BMPはMicrosoft Windows Bitmap Imageの略で、Microsoft Windowsに対応するために作られた画像形式です。
多くの色数に対応しているので、解像度の高い画像が必要な場合に適したファイル形式です。
解像度が高くなるので、ファイル容量は増えてしまうのでメール添付には不向きです。
また、PNGやGIFの様な透明には非対応で、カラーモードもRGBのみに対応しています。
Webページに対応していないファイル形式なので、掲載する場合にはJPGやPNGに変換してあげる必要があります。

高解像度で使用する場合に適した「TIFF」

圧縮によって劣化する事がないので、大きな画像が必要な場合に用いれます。
デジタルカメラの撮影した写真のファイル形式で時々見かけるファイル形式ですが、ファイル容量がJPGと比べると大きくなります。
一般的プリンタでの印刷や、ホームページでの使用を目的にした写真撮影の場合、高解像度で保存したJPGで十分なので、あまり使われる機会は少ないかと思われます。
またBMPと同じくWebページでは扱えないファイル形式なので、掲載する場合にはJPGやPNGに変換してください。

ちなみにTIFFはTagged Image File Formatの略です。

写真はJPG・アイコンはGIF・透明を扱う場合はPNG

写真はJPGを使い、アイコンにはGIF、透明を扱う場合はPNGという考え方でおよそ問題ありません。
PNGはJPGとGIFのいいとこ取りの様に見えますが、ファイル容量が大きくなってしまいます。
回線速度の他に、アップするサーバーの契約容量にも影響があるので、目で見て差が無いようであれば、最適なファイル形式にして保存するようにしましょう。

ホームページへ掲載する場合、ファイルの拡張子に注意

写真を保存したとき、「〇〇.JPG」や「〇〇.jpg」などのように大文字だったり小文字になる場合があります。
HTMLを書いてホームページへ掲載する場合、大文字なのか小文字なのかについても注意が必要になります。
大文字の拡張子が使われている場合は大文字、小文字の拡張子が使われている場合は小文字を使わなければ表示ができませんので、ファイル名も間違えていない、拡張子もあっているけれど画像が貼り付けできない・・・となった場合には確認してみてください。

まとめ

・「JPG・JPEG」は主に写真に使われる
・「PNG」は透明な部分を表現したり、圧縮しても劣化がない
・「GIF」は色数の少ない画像やロゴ、イラストに最適
・「BMP」「TIFF」は解像度の高い画像に最適だが、Webページには非対応
・写真はJPG、アイコンはGIF、透明を扱う場合はPNG
・ファイルの拡張子の大文字、小文字には注意

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