sitemap.xmlとは、ウェブサイト内の各ページを表したXML形式のファイル
サイトマップという言葉を聞いたことはありますでしょうか。
Webサイト内の全ページへのリンクをひとまとめにして掲載しているページを「サイトマップ」と言います。デパートや大型ショッピングモールにあるフロアマップと同じで、それを見ればWebサイトの全容がわかる。というものです。
このページを用意することで、Webサイトに訪れた方が迷わずに目的の情報を引き出せるようになるので、整備しておくことをお勧めします。
ですがページの一つとしてサイトマップを用意しても、人にはわかりますが検索ロボット（クローラー）には理解してもらえません・・・
専用にXMLファイルを作成して、知らせる必要があります。
これを「XMLサイトマップ」といい、WebサイトのページURLや優先度、更新日や更新頻度などを記して、XML形式のファイルを作成します。
XMLサイトマップのファイル自体は検索順位には直接的な影響はありません。
ですが、正しいXMLサイトマップを作成し、クローラーに知らせる事で、Webサイトがインデックスされるまでの処理時間が短縮され、検索結果により早く反映されるという効果があります。
新規ページ作成後やページの更新後にはXMLサイトマップも更新する事で、クローラーに早く巡回してきてもらい、検索結果に反映されるかもしれません。
クローラーの巡回経路
クローラーがあなたのWebサイトへ巡回しに来る経路は3種類あります。
1.外部ページからのリンクを辿ってくる
2.検索エンジンに巡回をリクエストする
3.Search Consoleに登録したXMLサイトマップ
これらの手段を使って、検索エンジンがあなたのページを見つけ、Webサイト内の情報を収集します。
そして検索キーワードを入力して検索されたとき、そのキーワードに対して情報がより詳細だと思われるページ順に検索結果へ反映させて表示させてくれます。
Webサイトの内容を更新し、検索してほしいキーワードに対して有用な情報を掲載したとしても、「1.外部からのリンクを辿ってくる方法」の場合は、検索エンジンがあなたのWebサイトへのリンクを発見して巡回するまでには時間がかかります。また、「2.検索エンジンに巡回をリクエストするという方法」はすぐに巡回しに来てくれるといういものでもありません。
ですが更新の度にXMLサイトマップを作成して、Search Consoleへ登録しておくと他の2つの方法と比較して素早く巡回しにきてくれます。
ページの検索順位に直接的に影響を与えるのは、Webサイトの内容です。
そのWebサイトの情報をより詳細に、最新の情報へと更新したとしても、クローラーが巡回に来て、Webサイトの情報を収集してくれなければ検索結果に反映されません。
時間が経てば巡回に来てくれますが、少しでも早い方がいいですよね？
折角更新した情報でも、なかなか巡回に来ないうちに情報がどんどん古くなってしまって、無用なものになってしまう・・・なんてこともありえない話ではありません。
新鮮な情報は新鮮なうちに見てもらいたいので、Webサイトを更新したらsitemal.xmlも作成しましょう。
XMLサイトマップの作成方法
作成方法は大きく分けて2種類あります。
「自分で作る」か「Webサービスを使って作ってもらうか」です。
正直、自分で作る場合だと書式や記述内容など、細かなルールがあるので、書けるようになるまでには時間がかかります。
なのでWebサービスを使って作ってもらっちゃいましょう！！
このページにURLを入力するだけで、sitemal.xmlを作ってくれますよ！！
http://www.xml-sitemaps.com/
ファイルができたらダウンロードして、Webサーバーにアップしましょう。
場所はどこでも同じですが、わかりやすいのでトップページと同じ場所へ設置しましょう。
ファイルのアップが出来たら、Search Consoleに登録して、sitemap.xmlを登録しましょう。
※Search Consoleの登録にはGoogleアカウントが必要です。
とうろく方法については過去の記事を参照してみてください。
https://www.attend.jp/innerstaff_170614
sitemap.xmlの登録はこのように進めます。
まとめ
・検索順位に直接的な影響はないが、ページの更新状況を検索結果に早く知らせる事ができる
・sitemal.xmlは無料のWebサービスを使って簡単に作れる
・作成したsitemap.xmlはWebサーバーにアップして、Search Consoleへ登録する
