型あってこその型やぶり

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型があってこその型破り

物事には色々と「型」つまりスタイルがあります。
型とは基本動作の事ですね。セオリーとも言い換えられるでしょう。
確率された手法、定跡が「ひとつの型」にあたります。

皆さんの通常業務でも「このように進める」といったような工程がありませんか?
その工程に沿って進めることで、間違いを防ぐ事ができますし、工程を確立しておく事で、誰でもすぐに作業に取り掛かることができますね。
このように基本的な型はとても重要です。
ホームページの制作やデザインにも同じことがいえます。
基礎をしっかり身に付ける事で、様々な応用ができる様になりますし、新しい表現を思いつく事もあります。

ときどき「型やぶり」という言葉を耳にします。一定の型を破って、風変りな新しい物の事を指します。
これは一定の「型」を「やぶる」事でできる事です。なので「型」がなければ成り立ちません。型がなければそれは「型なし」です。
そもそも型をやぶる為には型を知らなければならないので当然ですね。型をやぶろうにも、その型がわからないのでは話になりません。

なので基礎もない人に、型やぶりな表現を求めてもできない相談ですね。
悪い意味で風変りな物は出来上がる予感しかしません。

HTMLとCSSを使ってホームページをデザインし、装飾していく時やページを更新する時、設置する画像を作成する時、様々な場面で基礎ができていないと、作業に時間がかかりすぎたり、他の場所を壊してしまったり・・・後から作業する人が大変な思いをしてしまったりします。
ページのデザインについても同様です。
後から文字を変更する、写真を差し替える、色を変える、線の太さを変える・・・様々な事案が発生しますが、元となる制作データをテキトウに作ってしまっては困る事がよくあります。
基本は本当に大切です。

何か新しい表現を思いついたり、更なる改善点を思いついたり、現状の問題点を発見して解決策を探るにも基本が身についていないと気が付く事ができません。
誰もが「こういう物だと思ているもの」や「あたりまえにやっている事」について、どうしてなのだろう?と疑問を持つことも重要ですが、基本が身についていないと、改善したハズが更に悪くなってしまうケースもあります。

何でも疑問を持って、要・不要を万遍なく追及してもなかなか前には進みません。
外してはならない物、省いてはいけない物、問題となっている物・・・それぞれの一番のポイント見極める為にも基本がないとはっきりとは見えてきません。

まずは型はしっかり身につける。その上で型をやぶる方法を探していく。
この型をやぶる事を考えていかなければ新しいチャンスはないのかもしれません。

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