情報の整理をデザインにも取り入れる

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皆さんは「整理」得意ですか?
ときめき片づけ術とか、断捨離とか、数年前に流行して沢山の本が出版されましたね。ミニマリストも増加しました。
私も持ちすぎているなと思った物をいろいろと捨てたり、譲ったりしました。
特に多かったのはCD・・・ケースも含めると意外とかさばるので、数ヶ月に渡って処分しました。
「捨てる」という事について、やりすぎもどうかと思いますが、適度に整理され、把握できる数に絞ることで思考がスムーズになります。

こうした「整理」は物だけのものでしょうか。
違いますよね。情報にも同じことが当てはまります。

あまりにも説明しすぎて、本質が分からなくなったり・・・
信頼性を上げようとして説明を並べ立て、丁寧にしすぎて逆に怪しくなってしまったり・・・
アレも重要!コレも重要!とマーカーを引きすぎた参考書は後から見ると、分かりにくくなってしまい役立ちませんね・・・

このように情報にも適度な量が存在します。ゴテゴテと情報量を増やせば良くなる・伝わるという物でもありません。
こうした情報の整理を行うのがデザインの仕事の一つですね。
無駄を省いて整理された情報はとても分かりやすく、伝わりやすいです。

物の整理もそうですが、いつか使うかもしれない、後で困るかもしれない、と心配になって捨てられません。
情報も同じですね。文章を削りすぎて「全部伝わらないかもしれない」と心配になってしまうかもしれませんが、大丈夫です。
一か所に全てを集約せず、伝えたい事を一つずつ分けて整理をつけて行けば、その心配は解消されます。

逆に情報量が多すぎると目が眩み、読んだり理解しようとする意欲が削がれてしまいます。
結果読んでもらえずに、伝えたい情報が伝わりきらないという結果になりかねません。

このページはこの事だけ!とコンセプトを決めて、脱線はなるだけしないようにこころがけながらページをデザインしていきましょう。
また、装飾についても同様です。
背景や模様など、見た時に「〇〇な感じ」という印象をあたるのには有効ですが、そのページの主役が何なのかを理解して付けていかなければ、装飾ばかりに目が行ってしまい、内容が全然伝わりません。
超繊細で美麗なグラフィックは確かに目を引きますし、全体が綺麗に見えます。ですがデザインは設計した通りに、伝えたい情報を正しく伝える事が目的です。問題解決のためにデザインするんですよね。
カメラやテレビなどのプロモーションにはとても有効かもしれませんが、場合によっては逆効果となる場合もあります。

何を伝えたいのか、正しく伝えたい情報は何か?といったデザインの主役は何なのかを考えて、情報の整理をしてみてはいかがでしょうか。

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