長年同じホームページを使っていると、「会社のホームページ、そろそろ古くなってきたかな?」と感じる場面があるかもしれません。
掲載している情報に間違いがあるわけでもなく、特に不具合があるわけでもない。
それでも、同業他社のホームページを見たときに、自社のサイトが少し古く感じられることがあります。
ホームページは、初めて会社を知る人にとって、企業の第一印象を左右するものの一つです。
実際の事業内容や技術力、サービスの品質に問題がなくても、見た目によっては、その魅力が十分に伝わらないこともあります。
ただし、古く見えるからといって、必ずしも全面的なリニューアルが必要なわけではありません。
今回は、企業のホームページが古く見える原因と、デザインを見直す際に確認したいポイントをご紹介します。

ホームページが古く見えるのは、デザインの流行だけが原因ではありません
ホームページのデザインにも、その時代ごとの傾向があります。
以前は、限られた横幅に多くの情報を収めたり、立体的なボタンや装飾を多用したりするデザインがよく使われていました。
一方、現在はスマートフォンでの閲覧も考慮し、写真や文字を見やすく配置したデザインが多く見られます。
とはいえ、昔のデザインがすべて悪いというわけではありません。
制作から何年経過していても、すっきりとした印象を保っているホームページはあります。
大切なのは、制作してから何年経ったかではなく、今の会社の姿が伝わり、訪問した人が使いやすいホームページになっているかという点です。
それでは、具体的にどのような部分を確認すればよいのでしょうか。
写真が古いと、会社の現在の姿が伝わらない
ホームページの印象を大きく左右するものの一つが写真です。
特にトップページのメイン画像は、会社の雰囲気や事業内容を伝える重要な役割を持っています。
例えば、製造業の会社で新しい設備を導入したにもかかわらず、ホームページには以前の工場写真しか掲載されていないとします。
すると、現在の加工技術や生産体制が写真からは伝わらず、会社の強みを十分に紹介できていないかもしれません。

ほかにも、次のようなケースがあります。
- 社屋や店舗を改装したのに、以前の外観写真のままになっている
- スタッフの制服や作業着が変わっている
- 主力商品が変わったのに、以前の商品写真が目立っている
- 昔の写真を引き伸ばして使用しているため、画像が粗くなっている
また、写真の明るさや色合いがページごとに大きく異なると、サイト全体がまとまりのない印象になることもあります。
ですが、必ずしもすべての写真を撮り直す必要はありません。
まずは、トップページや事業紹介ページなど、会社の特徴を伝える部分から見直してみるとよいでしょう。
採用活動を行っている企業であれば、働く人や職場の写真も確認しておきたいところです。
現在の職場環境が伝わる写真は、応募を検討する方にとっても参考になります。
文字サイズや行間が読みやすさを左右する
以前に制作されたホームページでは、現在の閲覧環境から見ると、文字が小さく感じられる場合があります。
例えば、会社概要や事業紹介の文章が小さな文字でぎっしり並んでいたり、見出しと本文の大きさがあまり変わらなかったりすると、どこから読めばよいのか分かりにくくなります。
また、文字だけでなく、余白の取り方も重要です。
見出し、文章、写真、ボタンなどが隙間なく並んでいると、情報が詰まった窮屈な印象になります。
特に事業紹介や製品紹介では、説明したい内容が多くなるため、文章を詰め込みがちです。
そのような場合は、次のような調整が考えられます。
- 見出しを大きくし、本文との違いを明確にする
- 長い文章を適度な段落に分ける
- 写真と文章の間に余白を設ける
- 製品の特徴や会社の強みを箇条書きに整理する
例えば、一つの製品について長い文章で説明するよりも、「特徴」「対応可能な加工」「用途」といった項目に分けた方が、必要な情報を探しやすくなります。
文字を大きくしたり余白を増やしたりするだけでなく、読み手が内容を理解しやすい配置になっているかを意識することが大切です。
色使いやデザインの不統一が古さを感じさせる
ホームページを長く運用していると、新しいページやバナーを追加する機会が増えていきます。
その際、以前のデザインに合わせずに追加を繰り返すと、ページごとに見た目が異なってしまうことがあります。
例えば、トップページでは青いボタンを使用しているのに、別のページでは赤いボタンが使われている。
見出しの装飾や文字の種類もページによって違っている、といった状態です。
こうした小さな違いが重なると、サイト全体の統一感が失われてしまいます。
特に企業サイトでは、コーポレートカラーやロゴに合わせた色使いが重要です。
例えば、紺色を基調とする企業サイトであれば、見出しやボタンにも同系色を使用し、問い合わせなどの目立たせたい部分にアクセントカラーを使う方法があります。
デザインを新しくするために、流行の色や装飾を無理に取り入れる必要はありません。
まずは、見出しやボタン、背景色などのデザインをそろえるだけでも、整った印象に近づけられます。
スマートフォンでも見やすく、操作しやすいか

普段、自社のホームページをパソコンで確認している担当者の方も多いと思います。
しかし、取引先の担当者が外出先で会社を調べたり、求職者がスマートフォンで採用情報を確認したりすることもあります。
パソコンでは問題なく表示されていても、スマートフォンでは使いにくくなっているケースがあります。
特に、次のような状態には注意が必要です。
- パソコン用の画面がそのまま縮小され、文字が小さい
- 横にスクロールしないと内容が見えない
- メニューが小さく、目的のページを開きにくい
- 問い合わせボタンや電話番号が見つけにくい
- 画像が大きすぎて、必要な情報がなかなか表示されない
例えば、サービス内容に興味を持った人が問い合わせをしようとしても、連絡先を探すために何度もスクロールしなければならない状態では、使いやすいとはいえません。
また、パソコン向けに横並びで配置した写真や説明文が、スマートフォンでは不自然な順番で表示されることもあります。
スマートフォン対応は、単に画面の幅に収めることではありません。
文字の読みやすさ、情報の並び順、ボタンの押しやすさまで確認する必要があります。
一度、自社のホームページをスマートフォンで開き、サービス紹介からお問い合わせまで操作してみることをおすすめします。
必要な情報へ迷わず進める構成になっているか
ホームページの印象は、写真や色などの見た目だけで決まるものではありません。
どこに何の情報が掲載されているのか、分かりやすく整理されていることも重要です。
例えば、製造業のホームページであれば、訪問した人が知りたいのは「どのような加工ができるのか」「どんな設備があるのか」「依頼できる数量や納期はどの程度か」といった情報かもしれません。
ところが、トップページに会社の沿革や長い挨拶文ばかりが掲載され、事業内容へのリンクが分かりにくいと、目的の情報を探すのに手間がかかります。
このような場合は、トップページで会社の強みや主な事業を簡潔に紹介し、詳しい内容を各ページで確認できる構成にするとよいでしょう。
また、お問い合わせボタンが目立たない位置にあったり、すべてのページから問い合わせフォームへ進めなかったりする場合も、改善を検討したいところです。
ホームページは、情報をたくさん掲載すればよいというものではありません。
訪問した人が知りたい情報を見つけやすく、次に何をすればよいか分かる構成にすることが大切です。
なお、掲載内容そのものが古くなっていないかについては、以前の記事でも紹介しています。
ホームページは部分的な見直しから始めることもできる
ここまで、デザインを見直す際のチェックポイントをご紹介しました。
いくつか気になる点が見つかったとしても、すべてを一度に改善する必要はありません。
例えば、現在のホームページがスマートフォンにも対応していて、ページ構成にも大きな問題がないのであれば、トップページのメイン画像を変更したり、写真を新しくしたりするだけでも、印象を変えられる場合があります。
ほかにも、次のような部分改修が考えられます。
- トップページのメイン画像やキャッチコピーの変更
- 写真の差し替えや新規撮影
- 文字サイズ、余白、配色の調整
- お問い合わせボタンやメニューの改善
- 事業紹介ページのデザイン変更や追加

一方、スマートフォンで正常に表示されなかったり、ページの構造そのものが使いにくくなっていたりする場合は、部分改修よりもリニューアルを検討した方がよいこともあります。
どちらが適しているかは、現在のホームページの構造や使用しているシステム、改善したい内容によって異なります。
大切なのは、古く見えるからといって、すぐに全面リニューアルを決めてしまわないことです。
今のホームページで活かせる部分と、改善が必要な部分を整理することから始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ|自社ホームページの印象を見直してみませんか?
ホームページが古く見える原因は、単にデザインの流行が変わったからとは限りません。
写真が現在の会社の姿と合っていなかったり、文字や余白の調整が不十分だったり、スマートフォンで使いにくくなっていたりと、さまざまな要因が考えられます。
そして、見た目を新しくすることだけが目的ではありません。
会社の魅力やサービスの内容がきちんと伝わり、訪問した人が必要な情報を見つけ、安心して相談できるホームページにすることが大切です。
株式会社アテンドでは、現在のホームページを活かした部分的な見直しから、トップページの改修、写真撮影を含めたホームページリニューアルまでご相談いただけます。
「今のホームページが少し古く見える」
「競合他社と比べて印象が弱い気がする」
「リニューアルするほどではないけれど、どこか改善したい」
そんな場合も、まずは現在のホームページの状況を確認するところから始めてみませんか。
今のホームページを活かせる部分は活かしながら、目的やご予算に合わせた改善方法をご提案いたします。
ホームページのデザイン見直し・部分改修・リニューアルについて、お気軽にご相談ください。



