それでもXPを使い続けたいあなたへ

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2014年4月8日に12年続いたサポートが終了して3年が経過しようとしていますが、いまだに1割弱程度の利用があるWindowsXP。
某国政府は延長サポートをかなりの額で契約したなどニュースになっていましたが、一般の利用においてはあまり見かけることもなくなったかのように思えます。
それでも使い続ける場合は、相応の理由があるかもしくは相当の猛者かもしれません。しかし現実は厳しくサポート期間の終了は更新プログラムが提供されなくなるため安心して利用するには難しくなります。
人間のように働き盛りを過ぎたから静かに余生を過ごすなんて利用方法は現代のコンピュータには存在しないのです。ハードウェアのスペックが対応できるのであれば、新しいOSにアップグレードする方法もありますが、WindowsもXPからVista、7、8、8.1、10とすでに数バージョンも新しいものが発表されており、ハードウェアへの要求も当然上がっています。XPのハードウェアで最新OSを利用するのはかなり条件が厳しいでしょう。
だからといってXPをただ使い続けるにはあまりにも無防備です。さらに使い続けていけば利用者が減り続けるため攻撃の対象となるリスクが減るかもしれませんが、現状ではサポート期間の終了したセキュリティに脆弱な狙われやすいOSであることは否めません。なので使えるかどうかというよりも原則「おすすめしません」し、もちろん「おすすめできません」。
使い続けることでのリスクとその影響範囲へ理解と責任を負えない方はお控えください。こちらも一切の責任を負いかねます。

事前の説明は十分にしました。それでも使い続けるならこうしましょう。

1.Service Pack(サービスパック)のインストール
SPやService Packと呼ばれるものはWindowsの更新プログラムの集まりです。WindowsUpdateも最終的には自動更新がほぼ標準となりましたので、よほど特殊な設定や使い方をしていなければ自動的に更新されServicePack3(以下SP3)が適用されているはずです。キーボードのWindowsキー + Pauseキーで表示されるシステムのプロパティの全般タブから確認できます。
ServicePackもWindowsUpdateと同様に最新が適用されているべきですが、SP3が適用されていない場合はインストールしましょう…といいたいところですが、サポート終了しているため通常のWindowsUpdateでは入手できません。検索サイトからの入手は怪しいものが多く危険であり、おすすめできません。
WindowsUpdateからの入手はできませんが、MicrosoftUpdateカタログというWindowsの更新プログラムを検索してダウンロードできるサイトからはダウンロード可能です(2017年2月28日現在)。
MicrosoftUpdateカタログはこちら ※IEで開いてください
右上の検索ボックスに「KB936929」を入力して検索すると「Windows XP Service Pack 3 (KB936929) 」が表示されてダウンロード可能になります。
これらの操作はすべてInternetExplorerで行ってください。他のブラウザではうまくダウンロードできない場合があります。
インストールすることで、サービスパックを適用しないことを要因とする脆弱性には対応できます。

2.セキュリティソフト
Microsoft社がこれまで提供していたSecurityEssentialsもサポート外ということを明示的に表記するようになりました。これではあまりにも心配です。
セキュリティソフトはしっかりとしたものを導入しましょう。特に怪しいアクセスを制御するファイアウォール廻りが十分なものが望ましいです。有償のセキュリティソフトのいくつかは現状でも数社はWindowsXPへ対応しています。

Norton by Symantec
ESET
KASPERSKY
G DATA

有償のもののほうが安心感がありますが、無料で対応しているものもあります。
AVG(日本語対応)
Bitdefender Antivirus Free Edition
COMODO Free Internet Security Software
avast(日本語対応)
Panda Free Antivirus

2.ブラウザ
WindowsUpdateをしっかり行っていた環境であれば標準のブラウザであるIEはIE8のはずです。IE8は2016年1月でサポート終了しています。
標準以外のブラウザで多くのシェアを持つGoogleChromeもすでにサポート終了しており、一般的な手順ではインストールできなくなりました。
FireFoxは2017年3月現在でも対応していますが、今月リリースのFireFox52をもってXPとVistaの正式なサポートは終了、2017年9月に最終的にサポートを終了する旨アナウンスしています。これでXP向けのブラウザは終了となってしまうようです。過去のバージョンをおそるおそる使い続けても、Webの世界はブラウザを割と早く切り捨てるので、この辺が一番障害となるのかもしれません。

3.メールソフト
標準のOutlookExpressを使い続けることはあまり望ましくありません。GmailやOutlook.comなどのWebメールを利用されている方は先ほどのブラウザが障害になるかもしれません。POP(サーバーからダウンロードして利用するタイプ)であれば、MicrosoftOfficeに含まれますOutlookが利用できます。MicrosoftOfficeもサポート期間を過ぎると利用には不安が伴います。WindowsXPに対応いるバージョンはOffice2010までとなっており、Office2003はすでにサポート終了、Office2007は2017年10月10日に延長サポートが終了します。Office2010をご利用の方はOutlookは2020年10月13日の延長サポート終了まで利用できます。
Officeをご利用でない場合や、すでにサポートが終了している場合ですが、Thunderbirdは現状対応を明記しています。
mozilla Thunderbird

もちろん新しいパソコンと新しいOSが利用できればそれに越したことはありません。上記情報の完全性や正確性は保証できませんし、当情報で起こされた損害や不利益についていかなる責任も負いません。それでも何かのお役に立てれば幸いです。

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